必殺仕事人III

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必殺仕事人III

ひっさつしごとにんすりー

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新必殺仕舞人 → 必殺仕事人III → 必殺渡し人

人気時代劇「必殺シリーズ」第19弾。第17弾「新必殺仕事人」の続編である。

1982年昭和57年)10月8日より翌年7月1日まで全38回にわたって放送された。

ただし、第1話の放送前の10月1日にスペシャル版『必殺シリーズ10周年スペシャル 仕事人大集合』が作られており、前作の最終話で離散していた中村主水、秀、勇次、おりく、加代といった主要メンバーの再結集および裏稼業の再開は、そちらで描かれている。

本作は、彼ら仕事人チームに、新しく西順之助(ひかる一平)が加わることから始まる。順之助は「殺しの世界」に「無邪気な正義感」を持ち込む、世間知らずの受験生として描かれており、大人のムード漂うシリーズに一石を投じ「仕事人=正義の味方」と誤認する多くの視聴者に対しての抑止の役割を果たした。また、(現代社会における)未成年の仕事人が加わったことにより、ストーリーの中で順之助と同年代の少年が巻き込まれたり、少年が犯罪を犯し仕事人たちによって仕置きされる、といったこれまでのシリーズとは違う側面からの作劇もなされるようになった。

順之助自身は後の作品でコミカルなキャラクターとして描かれていくが、本作では「自分の信じてきた理想の正義」が現実の厳しさの前に無惨に打ち砕かれて落胆する悲劇も経験しており、「大人の世界を知った子供のやるせなさ」を感じる作劇も随所に見られる。