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病身舞

(読書)
ぴょんしんちゅむ

(ピョンシンチュム、병신춤)
朝鮮半島に伝わる身障者や病人を嘲笑する踊り。タルチュム(仮面戯)で踊る場合もある。
李氏朝鮮中期以来伝わり、主に陰暦正月15日、端午、秋夕などの伝統祭日において、橋の下、森の中などで行われた。人数は10-15人くらいで、それぞれ俗に病身と呼ばれる障害を持つ二人ずつペアになっている夫婦として登場し、トゥンソ(朝鮮の笛)などの基本楽器以外に色々な気鳴楽器が用いられた。時代が下るにつれ、李氏朝鮮の支配階級である両班や、両班と平民の中間管理職であった衙前(アジョン)などの下級官吏に対する風刺や非難の意味を込めたパロディーの側面を強めた。日本統治時代にはこの理由から法によって禁止されていたが、戦後に復活した。

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