イスパニョーラ島の南岸、オサマ川河口部に形成された植民都市。クリストバル・コロン(コロンブス)の次弟バルトレメオ・コロンが建設した拠点ヌエヴァ・イザベラの壊滅後、新総督ニコラス・デ・オヴァンドによって都市建設が開始された。 スペインのイスパニョーラ島進出 都市サント・ドミンゴの建設 1585年の都市図 参考文献 スペインのイスパニョーラ島進出 1492年(明応元年)8月3日にスペインのパロスを出発したクリスバル・コロンは、10月12日にカリブ海のサン・サルバドル島に上陸し、12月6日にイスパニョーラ島に至る。当時、イスパニョーラ島*1は先住民のタイノ・インディアンのカシーケ(首長)によって統治…