市川沙央『ハンチバック』2023年,文藝春秋量としては中編小説,あるいは短編小説.ラジオで話題になっていたからと見ました.ミオチュブラーミオパチーという病気で背骨が曲がっている中年の処女が,親の遺産によるブルーホームで電動車椅子,人工呼吸器,痰吸引装置が不可欠の暮しをしています.ネットで性風俗情報のコタツ記事を売り,TL小説を書き「妊娠して中絶したい」とtweetしていました. 市川沙央『ハンチバック』 身長150cmの男介護士「田中さん」が登場します.***ゆっくり読む私でも1時間10分くらいでよめました.おもしろい.ただし,この作家じしんが,その病気でそのような生活と考え方をしていることが…