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文づかひ

読書

文づかひ

ふみづかい

 森鴎外の小説。初出:明治24年1月「新著百種」

 鴎外のドイツ留学みやげの一編で、「舞姫」「うたかたの記」の翌年に発表された。

舞姫」「うたかたの記」の主人公たちが、偶然的なできごとや第三者の意志で不幸な結末に至るのに対して、イイダ姫は積極的に自己を通す。そこに、鴎外は近代人の新しい意志的な生き方を写し出そうとしたのだろう。

 

舞姫・文づかひ (1955年) (河出文庫)

舞姫・文づかひ (1955年) (河出文庫)