1892〜1931-06-15 京都府生まれ。評論家、作家、翻訳家。 早稲田大学英文科卒。初期プロレタリア運動の理論派として活動し、著作に「無産階級の芸術」などがある。 また評論家、探偵小説作家、翻訳家でもあった。「新青年」に参加し、自作を発表する一方、ヴァン・ダインを「グリイン家の惨劇」の訳で日本に紹介する。 1931年、パリで開催された第一回国際文芸作家協会に日本代表として出席するも、同年出血性膵臓炎のためフランスで客死する。
↓ってのを見て最近同じようなことまた言われてるなってなるなどしてた 機械が芸術をかへる、若しくは、凡ての芸術が益々機械化されて来つゝあるなどといふ文句は、芸術が社会階級によって決定されるといふ文句と同様若しくはそれ以上に、或る人々を戦慄させるかも知れない。だがかういふ人々のセンチメンタリズムを尊重してゐては、地動説も、生物進化論も遂に生まれなかったであらう ――平林初之輔「文学及び芸術の技術的革命」 ブルアカ、マコト様実装めでたい。全力で引きに行かざるを得ない 最近距離短め速度早めで走ってて筋肉痛が割とすごいので、以前と身体の使い方が変わってるのが体感できてよい ちゃいなマーブル、めちゃくちゃ…
ジョン・リードの『世界をゆるがした十日間』は戦前に『世界を震撼させた十日間』として刊行されている。それは昭和四年に樋口弘、佐々元十共訳で、弘津堂書房から出版され、四六判並製四一七ページだが、当然のことながら伏字も多く、戦後の岩波文庫版に見られるビラやチラシなどは収録されていないこともあり、全訳とはいい難い。 とはいっても私は幸いにして入手しているけれど、ただちに発禁とはなったようなので、この本邦初訳は古書市場にも見出すことが難しいのかもしれない。国会図書館編『明治・大正・昭和翻訳文学目録』の場合、ノンフィクションゆえなのか、ジョン・リードは短編「革命の娘」(鎚田研一訳『新興文学全集』14所収、…