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保苅実

読書

保苅実

ほかりみのる

歴史学者

1971年生まれ。新潟大学教育学部附属小・中学校、新潟県新潟高等学校一橋大学経済学部卒。1996年一橋大学経済学研究科経済学修士号取得。2001年オーストラリア国立大学歴史学博士号取得。1999年から2003年まで、オーストラリア国立大学太平洋アジア研究所(人類学科、歴史学科)、人文学研究所に客員研究員として、2002年からは日本学術振興会特別研究員として慶鷹義塾大学に所属。2004年5月、病気によりオーストラリアメルボルンにて逝去。同年7月、オーストラリア国立大学にて豪州先住民族研究者対象の保苅実記念奨学金設立された。

遺作:『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』御茶の水書房 2004

研究領域:オーストラリア先住民族少数民族、多文化主義、ポストコロニアル研究、サバルタン研究、 オーラル・ヒストリー、「記憶と歴史」論、歴史人類学エスニックアイデンティティーなど。

著者研究業績

著作:

2004 『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』御茶の水書房

2003 塩原良和、保苅実、村上雄一(共編)「ジャパニーズ・イン・オーストラリアー「記憶」<過去と現在の交錯点>−」『オーストラリア研究』第15号、62−131ページ。

邦文論文

2003 「オーストラリア先住民の牧場退去運動一オーラル・ヒストリーからの接近」『歴史学研究』12月号(第783号)、1−18ページ。

2003 保苅実「誰が歴史家なのか−ラディカル・オーラルヒストリー」『史資料ハブ 地域文化研究』第2号、57−65ページ。

2003 「カントリーの生命を維持するため−牧場開発とアボリジニ」スチュアート ヘンリ編『「野生」の誕生−未開イメージの歴史』世界思想社、162−187ページ。

「野生」の誕生―未開イメージの歴史

「野生」の誕生―未開イメージの歴史

2003 塩原良和、保苅実、村上雄一「特集によせて」『オーストラリア研究』第15号、62−64ページ。

2003 「オーストラリア先住民とジャパニーズ一関かれた『和解』に向けて」『オーストラリア研究』第15号、65−79ページ。

2002 「アンチ・マイノリティヒストリー−ローカルかつグローバルな歴史へ向けて」『現代思想』第30巻、1号(1月号)20−32ページ。

1999 「アボリジニが語った白人の起源−グリンジの歴史実践にみるリアリティー」『オーストラリア研究』第12号、48−61ページ。

1996 「アボリジニ部族経済と牧場労働一グリンジ族土地所有権運動の歴史的背景」『オーストラリア研究』第8号、14−28ページ。

上記、『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』御茶の水書房 2004より引用

翻訳書:

生命の大地―アボリジニ文化とエコロジー

生命の大地―アボリジニ文化とエコロジー