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望気術

(サイエンス)
ぼうきじゅつ

●鉱脈発見のための観相術。古くは道教や、あるいは修験道・山窩、また、古代の渡来科学(;秦氏、鍛冶部)などによる丹砂や青銅・鉄などを求める技術が、時代が下ってマルコポーロの「ジパング」=「金の国」など、アーリア民族系の「金本位制」(志向)が中世日本には及んできており、金・銀・銅を求める秘術に発展していった。
●当然、藩財政を賭けて、大資本が投じられるわけであり、あだやデタラメな閃きだけでバックが動く道理もなく、そのためには充分な「事業計画」や理法によるプレゼン、採算見込などなど、当然要求された。そういう経緯で必然発生してきたのが一つにはこの、安倍(晴明)家や鴨家=賀茂家や土御門家といった、元は陰陽寮で後に陰陽道となっていくような、佐藤信淵の家系に因る東洋系古代科学であった。
●例えば初夏の深夜に山に入って、鉱物の発する気を見たり、嗅いだりするものである。錫だとピンクだとか、けっこう目だってハッキリ見えるだとか佐藤信淵の『山相秘録』には綴られている。

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