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防衛研究所

社会

防衛研究所

ぼうえいけんきゅうしょ

[英語表記] The National Institute for Defense Studies

防衛研究所は、東京都新宿区にある防衛省の機関の一。

概要

防衛省政策研究の中核として、主に安全保障及び戦史に関し政策指向の調査研究を行うとともに、自衛隊の高級幹部等の育成のための国防大学レベルの教育機関としての機能を果たす組織。

また、戦史史料の管理、公開等を行っており、我が国最大の戦史研究センターとしての役割も担っている。

2010年12月に安全保障会議及び閣議で決定された防衛計画の大綱では「安全保障問題に関する研究・教育を推進する」ことが掲げられ、併せて決定された中期防衛力整備計画で「防衛研究所安全保障政策に係る研究·教育機能の充実を図る」とされた。

また、2013年12月に国家安全保障会議及び閣議で決定された防衛計画の大綱では、知的基盤の強化として「国民の安全保障危機管理に対する理解を促進するため、教育機関等における安全保障教育に取り組む」ことが明記され、「防衛研究所を中心とする防衛省自衛隊の研究体制を強化するとともに、政府内の他の研究教育機関や国内外の大学、シンクタンク等との教育・研究交流を含む各種連携を推進する」とされた。

沿革

1952年8月、保安庁保安研修所として発足。

1954年7月、防衛庁防衛研修所と改称。

1956年5月、陸上自衛隊幹部学校より戦史室を編入。

1973年4月、研究部(6個研究室)及び教育部の2部を新設し、調査研究·教育体制を確立。

1976年5月、戦史室を戦史部(2個研究室)に改編。

1984年7月、研究部を第1研究部及び第2研究部に組織改編し、国際情勢に関する調査研究体制を充実。

1985年4月、防衛庁防衛研究所と改称し、政策部門に直結した調査研究体制を確立。

1994年10月、陸·海·空自衛隊の各幹部学校及び統合幕僚学校の各図書室を防衛研究所図書館(本館)に統合。

2001年3月、図書館(史料閲覧室)が、歴史的資料を特別に管理する施設として総務大臣から指定。

2002年4月、図書館史料室を新設。

2002年8月、防衛研究所創立50周年。

2004年4月、統括研究官を新設するとともに、第1研究部及び第2研究部を研究部に改編し、調査研究及び国際交流体制を充実·強化。

2007年1月、防衛省防衛研究所と改称。

2009年4月、研究部に第7研究室を新設。

2011年9月、研究部を政策研究部、理論研究部及び地域研究部に、戦史部と図書館(史料室のみ)を戦史研究センターに改編するとともに企画部を新設。

2012年8月、防衛研究所創立60周年。

2015年4月、研究幹事、特別研究官(国際交流・図書担当)、特別研究官(政策シミュレーション担当)を新設。

2016年4月、地域研究部に中国研究室を新設。

2016年8月、新宿区市ヶ谷へ移転。