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防護巡洋艦

一般

防護巡洋艦

ぼうごじゅんようかん

Protected cruiser の訳語

 装甲艦の思想を忠実に模写したBelted Cruiser(←帆走・汽走併用時代の装甲巡洋艦)と対照的に、通報艦などの軽快な艦種から発展したもの。

 装甲と言えば舷側装甲といった時代に、防護巡洋艦は舷側装甲を持たず、機関室上部付近にある装甲された甲板「防護甲板(防御甲板・防禦甲板とも称する)」を拡大し、両舷部分を下向きに傾斜させた亀甲型の甲板とし、水平弾道で飛来する砲弾に対する防御力を持たせた上で、汽走時代となり搭載量が増加しつつあった石炭を防御力の一環として使用するといったスタイルを持たせた巡洋艦

 最低限の重量で機関部などの重要部分に、そこそこの防御力を持たせることが出来たが、非装甲部を徹底的に破壊しつくす速射砲の登場により、「防護甲板以上は全て非装甲部」といった防護巡洋艦は廃れ、再び舷側装甲の復活した軽巡洋艦Light Protected Cruiserが建造される事になる。