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北オセチア

地理

北オセチア

きたおせちあ

ロシア連邦の中の南部に位置する共和国。正式には北オセチア・アラニヤ共和国。オセット人の自治共和国

黒海カスピ海に挟まれた北カフカス地方の内陸部に位置し、南はグルジア国境である。グルジア国内には同じくオセット人が居住する南オセチア自治州がある。

面積8,000平方km、人口約70万。オセット人が人口の過半を占めるが、ロシア人も多い。首都ウラジカフカス

学校占拠事件

アテネオリンピックの開催時期よりこの僅か2週間に、航空機2機の爆破テロ(乗員全員89人が死亡した)、女性による地下鉄駅周辺の(死者10人+怪我人50人に及んだ)自爆テロと、イラクの後を追うようにテロの続出し始めたロシアで、2004年9月1日午前9時に武装グループに始業式中の学校が占拠され、体育館に多数の人質が監禁された。軍の特殊部隊が48時間ぶりに強行突入、銃撃戦となり、テロリストの爆弾が爆発して体育館の屋根が落下、200人以上の犠牲者が出た。当初、体育館に監禁された人質の数は350人と発表されていたが、強行突入後には千人以上もの人質がいたことが判明。プーチン政権に対する不満の噴出であり、埋蔵量世界一のカスピ海の石油利権をめぐり対立しているチェチェンの解放を求めるもの。6月にイングーシで爆弾テロを行った、アラビア人も含まれる国際的なテロ・グループによるものと見られる。この解放活動に際しても軍部は逃げ惑う人質に対しても銃を乱射しており、規律・秩序のない程度の低い組織であることが露呈された。武装グループ側は解放条件を交渉しなかったり、マスコミに声明を出さなかったり、と、大量犠牲者を出すこと自体が目的だったのではないかと見られている。