南北朝時代における北方の朝廷のこと。南北朝時代が日本と中国の両方に存在するため、それぞれに北朝が存在する。
足利氏の支持を受けた朝廷。京都に存続し、南朝(吉野朝)と対立。系統としては持明院統。明徳3年/元中9年(1392年)に後亀山天皇が帰京して南北朝の合一が計られるまで続いた。以下の六代の天皇が立った。
華北を支配した王朝。五胡十六国の混乱を収めて華北を統一した北魏に始まる。
北魏は東魏と西魏に分裂(534年)。東魏は北斉に取って代わられ(550年)、西魏は北周にかわる(557年)。
北斉は北周に滅ぼされる(577年)。
後、北周より禅譲を受けた隋が南朝の陳を滅ぼして中国の再統一を果たす。