漫画家、日本画家。1876〜1955 岡本一平とともに「近代漫画の祖」とされる。 『時事漫画』や『東京パック』等の新聞や雑誌を中心として、多数の政治風刺漫画や風俗漫画の執筆で活躍。 また、「漫画好楽会」の結成などを通じて後進の漫画家の育成に努めた。
なお、さいたま市の楽天の旧宅が「漫画会館」として、美術館になっている。(http://www.scvb.or.jp/data/manga.shtml)
北沢楽天
どうも、先日は秋葉原と上野に行ってきました。 秋葉原はとあるイベントの参加目的ですが、上野は行きたかったショップがあったのでそれも兼ねての訪問。あとは移動中の大名屋敷跡巡りも実施。 秋葉原上野はセットの訪問になりがち、てかそれを5、6年は続けてることにビックリしてます。
心如水――心は水に似ると云う。 「堰けば瀑津瀬(たきつせ)、展ぶれば流(ながれ)、澱ませれば水底に雲が行くかと思ふばかりの碧を凝らす深淵となる。淵、瀑津瀬何れを取っても水であると同時に直にそれをもって水を定義することは出来ない。それと等しくかの張りつめた時とこの展やかな時と何れも心の有様であるけれど、その一を捉へて心の標本だといふ訳には行かない、無理にさう決めればそれはもはや形骸である」 岡本一平の言だった。 (Wikipediaより、岡本一平) 禅をやっていた賜物か、この漫画家はおよそこの種の言い回しに堪能である。 そういうわけで、水を観にゆくことにした。 目指すは秦野市、神奈川西郊。 表丹…
浮世絵に魅せられて来日したビゴー(一八六〇‐一九二七)は、卓抜な諷刺画を数多くのこした。明治中期の日本を描いた貴重なドキュメントでもあるその中から、代表作「日本人生活のユーモア」シリーズを中心に六〇点のスケッチを収録。詳細な年譜・小伝等を付す――. おどけた感じの絵柄だ.朴訥で不恰好な日本人が多いが,憎めない.明治の日本は,西欧近代の潮流に乗ろうとする「変貌」の道を一歩踏みだした国,しかし既存の文化が色濃く残り,それらが混沌として渦巻いていた.フランスの画家ジョルジュ・ビゴー(Georges Ferdinand Bigot)が来日したのは1882年.弱冠21歳だった.庶民の生活に洋服が入り込み…