〇山岡鉄舟 (1836~1888) 幕末の幕臣、明治期の官僚。江戸本所(現東京都墨田区)生まれ。名は高歩(たかゆき)。幼くして剣術を学び、新陰流、北辰一刀流などを会得する。父(小野高福)が飛騨郡代になったことから幼少期を飛騨高山で過ごす。父の死後江戸に戻り、山岡家に婿養子に入る。1862年に江戸で幕臣による浪士組を作る。1868年幕府の精鋭隊歩兵頭格となり、勝海舟と西郷隆盛による江戸城無血開城に先立ち、徳川慶喜の使者として官軍のいる駿府に行き、西郷隆盛と談判、江戸城無血開城を決した。明治維新後は、徳川家達に従い駿府に下り、各県の参事を歴任。1881年明治天皇に仕えた。 <山岡鉄舟像> 場所:高…