大分前に購入した本で、一度通読したのち、ちょこちょこと読んではいた。でも、ちょこちょこではダメだな。何年振りかで読み直した。 相場に関する「金言」というと、古今東西の相場格言を並べた本、という印象を持つかも知れないが、そこは輝太郎氏、ちょっと異なる。 一例を挙げよう。 ・人の行く裏に道あり花の山 ・まだはもうなり こういうものを「役立たず」「人を馬鹿にしている」と切って捨てている(P12~3)。ここを読んで、この本は読む価値がある、と思ったね。 では、同氏が考える、役に立つ格言とは、どういうものか。例えば以下のようなものだ。 ・片玉2分の1 雑音無視 5%逆行注意(P13) これは立花義正とい…