本居小鈴

マンガ

本居小鈴

もとおりこすず
種族人間
二つ名判読眼のビブロフィリア
能力どんな言語の文字でも読める程度の能力(正式名称は不明)
登場作品東方鈴奈庵(主人公)、東方心綺楼(背景)、東方茨歌仙(背景)
テーマ曲無し(2015年11月現在)

概要

上海アリス幻樂団の作品「東方Project」に登場する少女。漫画雑誌「月刊コンプエース」で連載中の漫画「東方鈴奈庵 〜 Forbidden Scrollery.*1」で主人公を務めている。二つ名は「判読眼のビブロフィリア*2」で、古代天狗語や狐の文字などの難解な言語で書かれた妖魔本でも手をかざすだけで読めるという能力を持つ*3

どんな言語の文字でも読める程度の能力

前述の通り、どんな文字でも手をかざせば読めるが、第28話「河童のグリモワール」で「判読」と書かれているので手を触れていると読めるのではなく、手を触れている部分の文章を理解できるような感覚だと思われる*4。読めるのにも限度があるようで、版木のような鏡写しの文字は読むことができない。また、*5本の持つ妖気を感じ取れるように能力が成長し、努力次第で妖怪の文字も少し書けるようになった*6


容姿

容姿は東方花映塚などに登場する小野塚小町に似ており、オレンジ髪のツインテールで鈴のついた髪止めをしている。服は紅白のチェック柄の和服で、その上にKOSUZUや鈴奈庵の刺繍入りの黄色いエプロン。スカートは深緑色で、和服の下には寝巻き兼用と思われる洋服を着用している。また、靴はブーツで描かれる事が多いが、革靴やサンダル、下駄を履いている描写もある。夏は袖の短い着物を着る。

鈴奈庵

小鈴は人間の里にある貸本屋「鈴奈庵」で父や母と暮らしており*7、普段小鈴は店番をしながら読書に耽っている。また神主曰く「小鈴は霊夢魔理沙と対等な立場でありつつ、でも妖怪とは相容れない立場*8」とのことだが、霊夢やマミゾウたちは鈴奈庵を危険視しており監視もされている。また、鈴奈庵は幻想郷で一番妖魔本を多く取り扱っている店だが、その多くは小鈴が店の売り上げをつかったりして自分で集めているものである*9

妖怪に対して

霊夢魔理沙とは違い、人間の里に住んでおり弾幕ごっこで妖怪を退治する事は無い。だが小鈴は上記の能力と好奇心旺盛な性格故に妖魔本から妖怪を目覚めさせたり呼び込んだりしてしまうことが多い。彼女は、面霊気の秦こころに対して「ビンビンの妖気にゾクゾクするわー」と興味津々な様子を示していた*10が、友人の阿求曰く一方では驚きのあまりビックリして気を失うこともよくあるらしい*11

交友関係

小鈴の友人は第26話「狐狗狸さんは桜と共に散りぬ」で阿求によって少ないと明言されている。

稗田阿求(九代目のサヴァン

小鈴の数少ない友人の一人で、小鈴とはタメ口で話すほど仲がいい。小鈴が妖怪になってしまうのではないかと心配している節もある*12が、家の畑に入った泥棒が小鈴の靴を残していった時*13も彼女を疑わないなど信用もしていて、小鈴が自分の力で狐を退けた際には丸で自分のことのように喜んでいた*14

博麗霊夢楽園の素敵なシャーマン

東方鈴奈庵が連載前からの知り合いであり、なにかと頼りにしている。霊夢も彼女を「小鈴ちゃん」と呼ぶほどの仲だが、霊夢は妖魔本を読む能力に目覚めてからは要監視と考えているようである*15

霧雨魔理沙(極めて普通のマジシャン)

いつも霊夢に美味しい所を持って行かれてしまうのであまり接点はないが、魔理沙霊夢と同様に東方鈴奈庵の連載以前からの知り合いでる。過去に霊夢に隠れてこっそり妖怪を退治してくれたこともある*16。また、霊夢妖怪が封じられている妖魔本とそれを扱う鈴奈庵や小鈴全てを危険視しているのに対して、自身も妖魔本を持っている魔理沙はその妖魔本が多くの人間が暮らす人間の里にあることを危険視しているだけで、小鈴や鈴奈庵を危険視する描写は殆どない。

二ッ岩マミゾウ(捕らぬ狸のディスガイザー)

小鈴はマミゾウの事を名前も知らないでいるが、付喪神百鬼夜行を目覚めさせて連れて行く姿に感動し、私もああなりたいと思っている*17。また、逆にマミゾウは最初は里で出会った霊夢に「そこの店は黒じゃよ」と言う*18など、小鈴と妖魔本に目を付けており百鬼夜行絵巻を葉っぱで作ったお金で買い取ろうとする*19などしていた。しかし現在は小鈴の頼みで巻物の真偽を調べたり*20小鈴の身を案じて店内で煙草を吸おうとする*21など、彼女に目をかけるような描写もされるようになっている。

射命丸文(鴉天狗のジャーナリスト

鈴奈庵に妖怪として来客した初の人物*22好意的に接していたこころとは対照的で、新聞を取り扱う話を断れば何をされるかわからないと神社に相談に行くほど恐怖していた。話の終盤には新聞が売れるので喜んでいたが、天狗を信用するような描写はされていない。

元ネタ

元ネタは江戸時代国学の四大人(うし)に数えられる「本居宣長」。当時は解読されていなかった古事記を35年もかけて地道に解読していき「古事記伝」を著している。また、三重県松阪市にある家屋の柱に鈴をかけ、鈴屋(すずのや)と呼んでいたということも元ネタのひとつだと考えて間違いないだろう。

*1プロットZUN、作画を春河もえが務めている。以下、東方鈴奈庵と呼称する。

*2:ビブロフィリアは英語で本蒐集家や愛書家と言った意味

*3:読めるだけで書けるわけではない

*4:書けないのは手を触れられないからとも捉えられるし

*5:第16話「曰くつきの艶書」辺りから

*6:第19話「狐疑逡巡する貸本屋

*7:祖父など他に家族が存命している可能性もある

*8:単行本1巻の巻末コメント参照

*9:第1話「幻想の稀覯本」参照

*10:単行本2巻の読みきり参照

*11:第25話「著者不明は容易く盗まれる」参照

*12:第19話「狐疑逡巡する貸本屋」参照

*13:第13話「打ち出の小槌の残滓」参照

*14:第19話「狐疑逡巡する貸本屋」参照

*15:第1話「幻想の稀覯本」及び、第25話「著者不明は容易く盗まれる」参照

*16:第13話「打ち出の小槌の残滓」参照

*17:第5話「私家版 百鬼夜行絵巻」参照

*18:第4話「私家版 百鬼夜行絵巻」参照

*19:第5話「私家版 百鬼夜行絵巻」参照

*20:第11話「暗黒の伝統芸能」参照

*21:第22話「煙草と狸と無銭飲食」参照

*22妖怪と知って会ったのはこころが最初

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