『もう逃げない。ここに残って戦うぞ。ここが我々のホームだ!』今まで観た中で一番泣いた映画かもしれません。「民衆の敵」(1978年/ジョージ・シェーファー監督)製作された時から毎年ヘラルドの公開ラインナップに名を連ねるも公開の気配無し。理由は簡単。話が地味で暗い(観客動員が見込めない)から。ノルウェーの赤ひげ医師(スティーブ・マックイーン)が、町の上流にある工場から排出される廃液によって河が汚染されている事を警告するが、工場側の巧みな煽動によって民衆の敵(An Enemy Of The People)に祭り上げられてしまう・・。これはもう“マックイーン追悼”というキャッチがないと(公開は)無理だ…