この国の人びとが かつて 自然と よりそい おそれ 敬いつつ 生きていた時代からの 宗教ともつかぬ 自然信仰とも括れぬ いたわりの あたたかな こころ おもい… どうやら 消えつつあるのかなあ… と このところの こわいことを 見聞きするたびに どきどき はらはらしてる… 堪えていると やがて 言い様のない かなしみに こころ 重たく 重たくなる わざわいに その まがまがしさに すっぽりと とりこまれた世界 もうすぐ もうすぐ そんな 暗い道 抜けようかという いまになっても いたましい 身勝手な おそれ知らぬことがら 不意に 知らされると つづけざまに それらが押し寄せると… いつにもまし…