尾翼や先翼を持たない航空機。垂直尾翼がある場合でも、水平尾翼がないことをもって無尾翼機と呼ぶ。
通常の航空機では、縦の安定のため尾翼または先翼を用いるが、無尾翼機では主翼自体が安定を維持する機能をもっている。主翼の後ろの部分が尾翼として機能する、という見方をすることもできる。
無尾翼機の多くは、主翼の平面形として安定性を高める長所を有する、後退翼かデルタ翼を採用している。
ステルス爆撃機B-2などの全翼機は、無尾翼機の一形態。
ここ3日4日で、模型飛行機の力学的な要素をおさらいした 5号機の設計をする ホワイトボードにあるのは、次の二宮杯で飛ばそうと画策している無尾翼機のスケッチ
もともと富士学校の話と別の記事で書こうと思っていたら、いつの間にか12月になっていた。 観閲をうけるスキャンイーグル2。陸上自衛隊では偵察用UAV(中域用)という名称で取得されている。 スキャンイーグルは離陸時はカタパルト発射、着陸時にスカイフックというロープを張ったものに機体をひっかけて回収する無人機。 このトラックは運搬のみで、カタパルト等は別に牽引して展開するのでしょう。 スキャンイーグルは見ての通り無尾翼機で、一人で運ぶことができる小型のUAV。 こんなに小さくても半日以上は飛ぶことができる。 偵察の要となる顔。バッタみたいな顔をしている。最近運用されているものはEO950(電子光学カ…
改めて、ロシア・ウクライナ戦争は「ドローンの戦争」と歴史家が銘打つだろうと感じた。連日のようにモスクワの中心地、クレムリン周辺を襲うウクライナ軍(もしくは自由ロシア軍)のドローン攻撃に加え、ロシアの黒海沿岸の港湾ノボロシースクでのロシア揚陸艦に対する水上ドローンの攻撃映像を見たからだ。まるで、モーターボート特攻艇「震洋」の突撃シーンを見たようだった。 ウクライナによる黒海へのドローン攻撃、戦闘のエスカレートを示唆 - Bloomberg 80年程前、海軍力の象徴だった戦艦や巡洋戦艦が、より小型で安価な航空機とそれを運用する航空母艦によって駆逐された。その後航空機も大型化、それを運用する航空母艦…
きっかけ 大人の学び直しの一環として、私が大学進学を決めるずっと前に興味があった分野を勉強しよう。という流れで私はF1の空力とタミヤの歯車を思い出し、今回は空力学を選びました。 読書記録 加藤寛一郎『飛ぶ力学』は東京大学工学部航空学科を卒業後、川崎重工やボーイング社で働き、東京大学名誉教授、防衛省技術研究本部技術顧問、工学博士です。 飛ぶ力学 作者:加藤 寛一郎 東京大学出版会 Amazon 『飛ぶ力学』はこんな経歴をもつ著者が飛行力学を楽しくやさしく書いています。著者は講演するときの原稿くらいだと言ってます。 飛行力学の本質や重要な点を会話をしているようにやさしく解説しています。弓の矢、紙飛…
ええええ!猫機長はらりっているの?LSDのことなんて書いて、BANされちゃうよ? と思ったみなさん。 「LSA の世界」であって「LSDの世界」ではありません。 ちなみに、LSDすなわち「リゼルグ酸ジエチルアミド」は、Wikipediaによれば「LSD服用者はトリップにより、固定された強い感情反応や思考の歪曲(被害妄想や自分が発狂したまま戻れないという不安等)」を引き起こす恐ろしい物質だそうです。 ぼくは使ったことがないからわからないけれど。。。 で、LSAです。 「ライト・スポーツ・エアクラフト」のことです。 日本語で言えば軽飛行機(軽量スポーツ航空機)。 でも、別にもったいぶって記号にして…