冥王星型天体

サイエンス

冥王星型天体

めいおうせいがたてんたい

[英] Plutoid

冥王星型天体は、太陽系天体の一つで、太陽系外縁天体であり、かつ準惑星であるもの。

2006年6月11日国際天文学連合(IAU)総会において、冥王星惑星から準惑星に降格となった際、太陽系外縁天体でなおかつ準惑星であるものに対して新たな分類群を作ることを可決した。

国際天文学連合による公式の定義は2008年に以下のように決定されている。

冥王星天体は太陽を周回する天体であって、その軌道長半径が海王星のそれよりも大きく、自身の重力によって球形となるだけの質量を持ち、それによって静水圧平衡の形(球形に近い形)をとり、かつ軌道を占有しないものである。冥王星天体衛星冥王星天体ではない。

2006年のIAU総会の時点では、名前までは決まらなかったが、日本において、日本学術会議 物理学委員会IAU分科会の中に「太陽系天体の名称等に関する検討小委員会」を設置、ここで未決定の英語名に対応する推奨和名として「冥王星天体」を決定した。

IAUに対しては、その趣旨に沿った名前を決めてほしいという要望を提出し、もって推奨和名に準じた「plutoid」という英語名が可決された。

冥王星型天体

太陽から近い順に次の4星が冥王星天体として定義されている。

  1. 冥王星 (小惑星番号134340)(軌道半径 39.48168677AU)
  2. ハウメア (2003 EL61、小惑星番号136108)(軌道半径 43.3AU)
  3. マケマケ (2005 FY9、小惑星番号136472) (軌道長半径 45.8AU)
  4. エリス (2003 UB313、小惑星番号136199) (軌道長半径 67.6681AU)