能登半島地震で被災し、このほどやむなく解体された新潟県上越市中央3の国登録有形文化財、旧酢屋呉服店の内蔵(うちぐら)や同市直江津地区の風景などを描いた同市在住のイラストレーター、ひぐちキミヨさん(65)の個展が、同市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマール1階イベント広場で開かれている。直江津在住のひぐちさんは「酢屋を描いたことをきっかけに、直江津に残る内蔵を描いていきたい」と話している。 旧酢屋呉服店のイラスト原画とひぐちさん(右)、保坂さん 「なおえつ展」と題した個展は毎年この時期に開催している。今年はひぐちさんと共に市民団体「まちおこし直江津」で活動する工務店、不動産会社経営の保坂…