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明日の神話

アート

明日の神話

あすのしんわ

岡本太郎メキシコで製作した壁画のタイトル(1968〜69年にかけて製作)。アスベスト製。原爆が炸裂する瞬間が描かれている。

メキシコ中心部で建設中のホテルに設置予定だったが、依頼者の経営状況が悪化、ホテルは未完成のまま放置、その後、ホテルが人手に渡り、壁画そのものは取り外されて各地を転々としているうちに行方不明となってしまった。

長年行方が判らなくなっていたが2003年にメキシコで発見され、2005年に日本へ移送。修復され日本のどこかへ設置されるまでの一連のプロジェクトを支援する応援団「太郎の船団 TARO'S BOATS」が結成された。

愛媛県で修復作業を終え、2006年7月から8月まで東京汐留日本テレビ前で一般公開された。その後、太陽の塔がある大阪府吹田市原爆被爆地である広島市および長崎市が誘致に向けて活動。2008年には東京都渋谷区大阪府吹田市広島県広島市が正式に招致の申し入れをした。

2008年3月、東京渋谷に設置することが決まり、同年11月17日から渋谷マークシティ内の駅の連絡通路に設置・公開された。

2011年5月1日、壁画右下に、本体とつなげる形でベニヤ板に描かれた絵が張り付けられた。福島第一原子力発電所の事故を思わせる内容であり、本体のテーマに沿っていたため、注目を集めた。同年5月18日、アート集団「Chim↑Pom」が、自分たちが行ったことを明らかにした。