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目蒲線物語

(音楽)
めかませんものがたり

唄=おおくぼ良太のコミックソング。1983年。

僕の名前は目蒲線。
お父さんは東急東横線、お母さんは田園都市線だけど、家族はみんな銀色なのに僕は緑色、おまけに今時クーラーも付いてない3両編成だし、田園調布も走るけど誰も乗ってくれないよぉ。僕だって祐天寺とか赤坂を走りたいなぁ……、あ、お兄さんの池上線だ。
「なに祐天寺!お前は目黒だけど俺なんか五反田からだぞ!」
「兄さん、何で新玉川線だけ可愛がられるの?そうだ、僕達はきっと捨て子なんだ!」
「バカなこと言うな!…実はそうなんだ」
「えっ?!じゃあ、僕たちの本当のお父さんは誰なの?」
「聴いて驚くな、それはな……」
そしてその日の晩、目蒲線の夢の中に本当のお母さんが現われました。それは……?

 という内容。
 しかし現在、目蒲線という名称は消え、目黒線と多摩川線の二つに分離。目黒線は東横線のバイパス路線として地下鉄への乗り入れを行っており、緑色の電車も引退して全て銀色になった。そして末っ子の新玉川線も田園都市線に統合された。ある意味、時代を物語る一曲ともいえる。

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