二条夜子さんのこと。
福島県出身。座右の銘は「一隅を照らす」。シンボルマークは「蓮の花」。
幼い頃、父親の会社が倒産。日々の食事にも窮するほどの極貧生活の中、15歳で両親が相次いで他界。歌手を目指して上京するが、夢叶わず、18歳で水商売の世界へ。
当時、世界の社交界といわれ、30年間日本一のクラブだった赤坂の高級ナイトクラブ「コパカバーナ」(オープン当初にはデヴィ夫人も在籍していた)で、チェリーママと運命的な出会いをする。わずか3ヵ月でナンバー1となり、以後閉店までの6年間、常にトップの座に君臨する。その後、六本木の雇われママ時代を経て、2001年、念願のオーナーママとしてオアシスをオープン。
「オアシス」は単なるナイトクラブだけではなく、世界の社交界とすることを宣言する。そして今、世界初のボランティアガールズの組織を作ると共に、ボランティアサークル「蓮の花の会」を立ち上げた。
店には夜子ママのパワーをもらいに来た世界中のVIPが集まり、今でも連日満席の大盛況ぶり。