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野口英世アフリカ賞

(一般)
のぐちひでよあふりかしょう

野口英世アフリカ賞は、内閣総理大臣表彰の一つ。
2006年7月25日に、当時の首相である小泉純一郎が創設を正式発表した。
アフリカに関する医学研究及び医療活動を顕彰することにより、アフリカでの感染症等の疾病対策の推進に資し、もって人類の繁栄と世界の平和に貢献することを目的としている。

受賞対象者

  • アフリカでの感染症等の疾病対策のため、アフリカの医学研究分野又は医療活動分野において顕著な功績を遂げた者。
  • 特に医療活動については、受賞理由となる功績がアフリカで実践された、またはその活動基盤をアフリカにおく等、その功績がアフリカに住む人々の保健と福祉の向上に貢献した者であること。
  • 国籍・年齢・性別については、問わない。
  • 生存者に限る。

授賞頻度

5年ごとに日本で開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の機会に、授与する。第1回授与式は、2008年5月28日(TICAD IV の初日)に行われた。

賞金額

  • 賞金は医学研究分野、医療活動分野それぞれの該当者に対し1億円を授与する。
  • 政府の資金に加え、国内外の民間からの寄付も募る(個人、団体)。

選考過程

国内外の研究機関、研究者などに受賞候補者の推薦を依頼し、寄せられた候補者を医学研究推薦委員会と医療活動推薦委員会が選考を行う。その後、野口英世アフリカ賞委員会が最終受賞候補者を総理大臣に推挙し、総理大臣が受賞者を決定する。

受賞者

第1回(2008年)

  • ブライアン・グリーンウッド(イギリス)
  • ミリアム・ウェレ(ケニア)

第2回(2013年)

  • ピーター・ピオット(ベルギー)
  • アレックス・G・コウティーニョ(ウガンダ)
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