作者は右手の指がない子供を持つお母さん。 母ゆえの悩みがありありとまとめられています。 タイトルがシンプルなのですぐ読めるだろうと思ったらものすごく重量ある本で読み応えあります。340ページはすごいですね。 写真、絵、文章等、ありとあらゆる情報を詰め込んでいる本。 手足の欠損状態をイラスト(症状)でまとめているページがあるのですが、欠損部分が丁寧にかかれたイラストが怖いです。 写真だと欠損した手足は全く怖くないのですが、この本の絵は何となく怖い。 淡々と描かれているからでしょうか…? サリドマイドや奇形猿などについても読ませてくれます。 サリドマイドにも関心があるので当時の状況等の勉強になりま…