漫画「あしたのジョー」の主人公。
バンタム級のボクサーとして力石徹(本来はウェルター級)、ウルフ金串、カーロス・リベラ、金竜飛、ホセ・メンドーサらと死闘を繰り広げた。
登場時の年齢は15才。両親ならびに親族関係一切不明。ドヤ街にフラリと現れた青年で「拳キチ(拳闘キチガイの略)」と呼ばれている元ボクサー丹下段平に見込まれるが、幾度と無く警察沙汰を起こし特等少年院に送致される。
そこで出会ったライバルがプロボクサーの力石徹であり、ボクシングに興味が無かった矢吹は圧倒的な力石の存在からボクサーとして天性に目覚める。有名な「クロスカウンター」は少年院内のボクシング大会において、力石徹との対決に向け丹下が授けた技の一つ。
さらに、青びょうたんこと青山少年に段平直々に、スウェーバックなどの防御をコーチし、ジョーと戦わせる事で防御の大切さを伝授した。
出所後は、丹下ジムに所属し、プロテストを受けるが、悪戦苦闘の末、プロライセンスを取得した。ウルフ金串との対戦では、クロスカウンターを破られるが、トリプルクロスカウンターを編み出し、ウルフの顎を粉砕骨折してKOした。
力石がバンタム級挑戦を表明し、ジョーと対戦する事になるが、必殺のアッパーでジョーをKOするも、リング上で病死した。力石を死に追いやったという呵責でジョーはタイガー尾崎戦での嘔吐以来、ボクシングが出来なくなり、しばらく地方を放浪していた。やがて草ボクシングの稲葉城太郎の一座に拾われ、ボクサーとしての闘争本能を取り戻していった。
ベネズエラのカーロス・リベラとの対戦をきっかけに、真のボクサーの闘争本能を取り戻したが、お互いに代償は大きかった。これを契機に、東洋バンタム級タイトルマッチに挑戦し、金竜飛やハリマオとの死闘を制した。世界バンタム級タイトルマッチでは念願のホセ・メンドーサ戦に臨むも、判定負けを喫し、ジョーの生死も不明のまま、原作は終わりとなった。
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