靖国カード

一般

靖国カード

やすくにかーど

「あやまった歴史認識」の象徴として「靖国神社参拝」をとらえる中国政府が、抗議声明を出すことで日本の閣僚人事および対外政策が中国に有利な方向に変化することの政治的表現。あるいはシンボル化されて政治的な意味を付与された「靖国参拝」を指す。

「抗議」が外交カードとして作用するのは専ら日本人の道義心によるため、「参拝に傷つくピュアな心情」に疑問がさしはさまれることは外交カードとしての有効性を損なうことになりうる。また政治的な交渉と「ピュアな心情」とは両立しないと考える立場からは忌避される用語、らしい。

用例1

中国政府日本政府との外交交渉で多用する切り札。

小泉首相靖国参拝を批判することによって自国政府に有利な状況を作り出そうとすること。

外交「ゲーム」として考える立場の論者、あるいは、小泉首相靖国参拝に対する中国政府の「不快感」はピュアな感情ではなく打算にもとづくものであると考える立場の論者によって使用される言葉。

用例2

小泉首相外交・内政において手放さないカード。

靖国参拝を継続しつづけることによってみずからの政権所属政党に有利な状況を作り出そうとすること。

外交・内政を「ゲーム」として考える立場の論者、あるいは、小泉首相靖国参拝はピュアな感情ではなく打算にもとづくものであると考える立場の論者によって使用される言葉。

 

外交カード参照