五月病もいつしか四月病に発展したようで。もれなく私も…と、流行りには乗らず、ここ数年と言いますか、十年以上は無縁のように思います。気付けば気にならなくなりました。 年齢を重ねて色々と図太くなったのか、楽観的になりすぎて意志薄弱となったのか。良くも悪くも、流行からは取り残されていきますな。 遠い昔、高校の頃から二十代までは、四月の後半から五月の前半は、なんだか気分がすぐれずあれこれ答えのないことを考えていました。生きるとは何ぞやから始まり、愛とは何だ、人はどこから来てどこに行くのか、自分とは一体なんなのか、運命とはなんなのか、とかなんとか。 細かいことは覚えていませんが、概ね思春期に一度は思うよ…