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社会

予防的防護措置準備区域

よぼうてきぼうごそちじゅんびくいき

[英] Precautionary Action Zone (略称PAZ

予防的防護措置準備区域は、原子力施設で重大な原発事故が発生した際に、重篤な確定的影響等を回避するため、直ちに避難を実施するなど、放射性物質の環境への放出前の予防的防護措置(避難等)を準備する区域をいう。実用原子力発電所の場合、この区域の範囲のめやすは「原子力施設から概ね5km」とされる。

予防的措置範囲は、国際原子力機関IAEA)の安全基準において推奨されている考え方であるが、日本では当初採用されていなかった。

しかし、2011年8月、原子力安全委員会は、2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で発生した原発事故を教訓として、予防的措置範囲を「直ちに住民が避難する区域」として設定する方針を固めた。