藍川由美

音楽

藍川由美

あいかわゆみ

声楽家であり、学術博士でもある歌手。1956年生まれ。1986年、東京芸術大学大学院博士後期課程修了。翌年、「演奏家としての立場における『山田耕筰歌曲楽譜に関する研究』」論文で、声楽ソプラノ)の分野では我が国初の学術(音楽)博士号を取得。

92年、「藍川由美リサイタル」の成果により、平成四年度文化庁芸術祭賞受賞。


日本の歌の楽譜には間違いが多い。

その上、旧かなも新かなも、ヘボン式も日本式も、日本語の発音を完璧に表記したものとはいえない。

また、日常会話と歌の発音は同列に論じられるものではなく、歌においては独自の発音、発声法があってしかるべきである。

いったい日本の歌とは何なのか、どのように日本語を歌えばよいのかについて、歌い手ならではの切り口で挑み、唱歌などにおける詩の改作についても具体例を挙げて問題提起した画期的レポート。

「これでいいのか、にっぽんのうた」(ISBN:9784166600144)の紹介文より。