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利尻山

地理

利尻山

りしりざん

利尻山は、北海道宗谷総合振興局利尻郡利尻町利尻富士町にまたがり、稚内市の西方30kmの日本海上に位置する成層火山。「利尻岳」、「利尻富士」ともいう。

利尻島の大部分を構成し、標高は1,721m。

日本に110ある活火山のひとつだが、現在では、噴気活動を含め一切の火山活動を示す兆候は認められていない。

利尻山は20万年前頃に活動を開始し、噴出物の性質、噴出率を変化させながら、約4万年前までに主要な火山体を形成させた。噴出物は海面下80mまで達している。

その後、複数の火口から活動し、総噴出物量の1割程度の少量の噴出物を放出している。最後の噴火は、玄武岩質マグマからなるマールの形成および小規模なスコリア丘群の形成とそれに伴う溶岩流の流出であり、南山麓で起こった。このうち最新のマールは数千年前(4000年前頃の可能性)に、小規模なスコリア丘群は土壌の厚さなどから、2000〜8000年前以前に形成されたと推定されている。