brigade
軍隊の編制単位の一。本来は連隊の上で師団の下に位置する。
現実には軍制の変化の影響をもっとも大きく受けている単位であり、位置づけは一定しない。
たとえば2個歩兵連隊が1個旅団となり、2個旅団が1個師団となる、といった形で存在することが多かったが、師団が直接3〜4個連隊で構成されるようになるとこのような形での旅団は不要となった。
その他、小型の師団(最小戦略単位)として「独立旅団」のようなものが編成されたり、逆に連隊とまったく同じ規模の部隊として編制されたりもしている。
最下級の将官位である「准将」は英語ではbrigade generalであり、よって旅団長は通例准将が当てられる。
が、軍組織の位置づけの変化によって、大佐が指揮する旅団*1なども存在する。逆に准将の存在しない日本陸軍や陸上自衛隊では少将(陸将補)が指揮している。
*1:中身が連隊と同じ場合は特に