林文月

読書

林文月

りんぶんげつ

林文月。作家・教授・翻訳家。(1933年〜)


1933年上海の日本租界に生まれる、台湾省彰化県に原籍がある。小さい頃は日本教育を受け、台湾に戻った後中国教育も受けた。台湾大学中文系卒、同校の学士修士の資格を持つ。また1958年から台湾大学文学部教授となり。1969年、日本京都大学人文科学研究所研究員となり。1993年台湾大学から定年退職、アメリカ移住、シアトルワシントン大学客員教授をも務めた。

中国六朝文学中日比較文学を専攻する。学術的論著の他、散文創作と文学作品の翻訳に従事する。主要な作品には、『京都一年』や『遥遠』、『午後書房』、『交談』、『作品』があり。西方作品の中国訳には『聖女ジャンヌ』『キュリー夫人』『ローレンス・ナイチンゲール』『椿姫』『若草物語』シリーズの編さんを務めた。日本古典文学の翻訳には『源氏物語』、『枕草子』、『和泉氏部日記』等の中国語訳作品がある。また日本近代文学の翻訳について、川端康成曾野綾子などの小説をも翻訳し、上記の古典文学翻訳作品と同じく注釈を施した。


台湾「国家文芸賞」と、「中国時報」散文推薦賞、第一回翻訳賞を受賞した。現代台湾の十大散文家の一人である。当時日本の名作家たちとの親交が浅からず。