藤原定家といえば何を思い浮かべるでしょうか? 『小倉百人一首』を思い浮かべる方が多いでしょうか? 彼が書いた日記『明月記』を思いつく方も多いかもしれません。 平安時代末期に生まれた公家であり、『千載和歌集』の撰者でもある藤原俊成を父に持つ歌人、それが藤原定家です。 ふじわらのさだいえ、ふじわらのていか。 どちらの読み方にせよ、その名を聞いたことのない方は少ないかと思います。 ではそんな定家の人物像を、皆さまはどこまでご存知でしょうか? 私はほとんど知りませんでした。 藤原定家 『明月記』の世界 (岩波新書 新赤版 1851) [ 村井 康彦 ]価格:1,078円(税込、送料無料) (2024/…