和田寿郎

サイエンス

和田寿郎

わだじゅろう

札幌医科大学名誉教授。

1922年3月11日、生まれ。2011年2月14日、死去。88歳だった。

札幌市出身。

1944年、北海道大学医学部 卒業。北海道大学講師、米国留学、札幌医科大学教授などを経て、1977年からは東京女子医科大学教授も務めた。

札幌医科大学第2外科(胸部外科)教授だった1968年8月8日未明、北海道小樽市の海岸でおぼれた21歳の大学生の男性の心臓を、心臓弁膜症で入院していた18歳の男性に移植する国内初の心臓移植手術を実施。移植手術を受けた男性は同年10月29日に死亡した。世界では30例目だった。この移植に対し、大阪漢方医らが殺人容疑で告発。嫌疑不十分で不起訴となったが、当時は特殊な医療だった臓器移植の是非を、技術面や倫理面で問う議論をもたらし、日本の臓器移植に大きな影響を与えた。

東京女子医科大学退官後の1987年に和田寿郎記念心臓肺研究所を開設し所長になった。

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