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匈奴

一般

匈奴

きょうど

「きょうど」もしくは「ふんぬ」

古代中国秦漢帝国の時代に中華を脅かした遊牧民族もしくは国名*1。これ以降何度も歴代の中華王朝を苦しめることになる騎馬遊牧民の先駆け的存在。

万里の長城の北に住み(というか、彼らへの対策が長城だった)、しばしば南下して定住農耕民族を脅かした。王は単于と呼ばれ、冒頓単于の時代に最盛期を迎えている。冒頓単于は迎撃してきた漢の軍(高祖劉邦の軍)を大いに破り、漢に屈辱的な講和条約を強いている。

が、漢は戦力を整え、武帝の時代に匈奴を攻撃してこれを大いに破っている*2。勢力の衰えから匈奴は東西に分裂、東匈奴は漢に下っている。

後漢の時代にさらに匈奴は南北に分裂、南匈奴は漢に降る一方で北匈奴西方への移動を開始する。彼らが後のフン族だとする説もあるが、確証はない。

*1:国という概念が根本的に違うからこう表現するのは適当ではないが

*2:が、漢の財政も軍費負担によって破綻寸前となったが