以上、『サンダカン八番娼館 望郷』(東宝=俳優座映画放送1974:熊井啓)より 『サンダカン八番娼館 望郷』(東宝=俳優座映画放送1974:熊井啓)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。サンダカン八番娼館 望郷(121分・35mm・カラー) 追悼:(撮影)金宇満司 明治末期、からゆきさんという呼び名でボルネオ島に身売りされた女性の一生を描く。金宇満司は岩波映画製作所や石原プロモーションに所属し、多岐にわたるジャンルの作品で撮影を担当。本作ではローアングルでの撮影と豊かな光量の照明によって、サンダカンの…