2000年に発売された金城一紀の小説。直木賞受賞作品。
(ISBN:4062100541/文庫ISBN:4062736837)
2001年、映画化 → 映画「GO」
在日コリアン2世の青春をポップに描いた「恋愛に関する物語」。
日本に生まれ日本で育った高校生が、「在日」と仮称されることに疑問を持ち、
国籍、人種、アイデンティティに葛藤する青春を爽やかに描いた。
スーパーグレートチキンレース、外国人登録証、北朝鮮籍・韓国籍の選択など印象に残るシーンを描いた。
2001年、窪塚洋介主演で映画化され、当時の映画賞を総ナメにした。
主演の他にも名優が出演した(柴咲コウ、山崎努、大竹しのぶ等)。韓国でも映画公開。
脚本は当時若者の間で絶大な人気を誇ったクドカンこと宮藤官九郎が担当し話題となった。