はてなRSS

(はてな)

【はてなあーるえすえす】

はてなのサービス。RSSリーダーサービス。
2010年6月30日 (2010-06-30) にサービスを終了した。

以下はサービス提供時の情報である。
ブログやサイトが配信しているRSS/ATOMフィードを登録する事で、ブログやサイトの更新チェックと概要を読むことができる。
携帯からのチェックも可能。

同じフィードを登録しているユーザーを見つけやすいという特長があり、情報の共有機能に優れる。
また、情報を収集したいキーワードを登録する事で、そのキーワードに関連するブログエントリー、写真や動画、Googleでの検索結果、2chのスレッドなどの上を一つのページに収集する情報ターミナル機能を持つ。

はてなRSSはウェブの新着情報を効率的に収集するための、ブラウザから利用するオンラインRSSリーダーです。
例えばあなたが日ごろ100個のウェブサイトを巡回しているとして、100サイトすべてを見にいくのは大変です。一目で最近新しく投稿された記事だけを知ることができたら便利ですね。はてなRSSはそんな願いをかなえます。
日ごろ良く見ている日記やブログ、ニュースサイトをはてなRSSに登録しましょう。しばらくすると、はてなRSSが新着記事を自動で収集してあなたの手元に届けてくれます。はてなRSSを使えば、ウェブからの情報収集はとても効率的なものになるでしょう。

主な履歴

2005-05-09　ベータ版リリース。
2010-02-02　サービス終了の告知。
2010-06-30　サービスの停止・終了

はてなアンテナとの主な違い（情報歓迎）

サービスの違い

はてなアンテナの無料版では200件までの登録数制限があるが、はてなRSSの登録数制限は(今のところ)1000件である。

更新取得の違い

はてなRSSはRSSフィードやAtomフィードを提供しているサイトしか登録できない。はてなアンテナは基本的に全てのウェブページを登録できる。

はてなアンテナに任意のサイトの更新情報を即時取得させたいときは、手動更新チェッカーを使う。はてなRSSでこの機能に該当するツールはない。(ping送信を使えばできないことはないが…)
http://r.hatena.ne.jp/rpcにpingを送信するよう設定したサイトは、はてなRSSの即時巡回が行われる。はてなアンテナでは手動更新チェッカーを更新通知用APIとして使うことで同様のことができる。

提供されるコンテンツの違い

はてなアンテナはウェブページとして提供された文章を取得するので、更新内容は読んでみないとわかりにくい場合も多い。RSSやAtomは元々このような形で読まれるように作られたデータなので、基本的に見出しや記事の概要がついていて、興味のある情報を見つけやすい。ニュースサイトや検索結果のフィードを登録しておいて、興味のある情報だけを抜き読みするといったことに向いている。一方、見出しや書き出しで興味をひかないような記事はなんとなく読み流していまいがちになる(と思う)。

アンテナはある程度任意の更新範囲を指定でき詳細画面では全文を読むことも可能だが、フィードは配信者の作成に任されるのではてなRSSではすべて読めるとはかぎらない。

画像を提供しているフィードは、RSSリーダー上で画像も見られる。

他のはてなサービスとの連携tips（情報歓迎）

はてなのサービス内では様々なRSS・Atomフィードが配信されていて、はてなウェブサービスに紹介されている。

はてなアンテナ

はてなアンテナ自体もRSSを提供するので、それをはてなRSSで取得することができる。
2005年7月25日より記事の更新内容も読めるようになった。(g:hatena:id:hatenaantenna:20050726#1122368766)

アンテナ全体: http://a.hatena.ne.jp/ユーザー名/rss
グループ別の場合: http://a.hatena.ne.jp/ユーザー名/rss?gid=xxxxxx

のようなURLで登録する。

はてなダイアリー

はてなダイアリーの日記はRSS配信に対応。管理ツールの日記の基本設定で「RSSフィードに全文を掲載する」、コメント・トラックバック設定で「日記更新時にpingを送信する」ようにできる。

その他様々なページのRSSフィードがある。

RSSモジュールで、日記のサイドバーなどにはてなRSSの更新情報を表示できる。グループのRSS(グループ表示時にタイトル横にアイコン。そのリンク先)をRSSモジュールで読ませる。

はてなブックマーク

様々なページのRSSフィードがある。はてなブックマークはある程度注目を集めたページを抜き出すことに向いているのではてなダイアリー日記の人気エントリー一覧（そのRSS）のような形で自分の日記の人気と思われる記事を表示したり、キーワード「はてな」を含む新着エントリー（そのRSS）といった形で、特定のキーワードを含むエントリー(記事)だけ絞り込むといった活用法がある。