ガッサーン・カナファーニー(1936-1972)
パレスチナ人作家。英国委任統治下のパレスチナで生まれる。1948年のイスラエル建国によって難民となる。
ジャーナリストとして活動しながら、難民となったパレスチナ人の経験を小説に表現した。
邦訳
「ハイファに戻って」奴田原睦明訳『現代アラブ文学選』創樹社、1974年
『太陽の男たち、ハイファに戻って 現代アラブ小説全集7』河出書房新社、1978年
「ガザからの手紙」岡真理訳『前夜』1号、2004年
「スローブ」岡真理訳『前夜』2号、2005年
「ラムレの証言」岡真理訳『前夜』3号、2005年
「まだ幼かった、あの日」岡真理訳『前夜』4号、2005年
「イードの贈りもの」岡真理訳『前夜』5号、2005年
「門の向こうの地平線」岡真理訳『前夜』6号、2006年
「悲しいオレンジの実る土地」『前夜』8号、2006年
「ハイファーに戻って」岡真理訳『前夜』9〜12号、2006−7年