中国政府と中国の漁民による、自国の領海を拡げる戦略を指す俗称。
という行為を繰り返し、自国の領海を拡げていく事。
この様子が、1枚ずつ包み込んでいるキャベツの葉に似ていることからこう呼ばれている。
なおこの戦略は、ベトナム戦争におけるアメリカ合衆国軍の派兵拡大プロセスに基づいている。
当初ベトナム戦争はフランス軍が中心で、アメリカ軍は軍事顧問のみを派遣させていた。だが、戦争の激化を理由に、「自国民の安全を保障するため」という理由で軍事顧問を警備する軍を小規模投入した。だがその軍も攻撃される可能性があったため、アメリカ軍はさらに軍隊を投入し、その悪循環によってベトナム戦争は大規模化した。
それゆえ、キャベツ戦略はアメリカ軍敗北の黒歴史となっている。