第二次世界大戦時のドイツ軍の運用した「世界最小のハーフトラック」。要はバイクの後輪がキャタピラ(無限軌道)になったもの。もっとも、凝り性のドイツ人の常で無駄にオーバースペックで、キャタピラは信地旋回できるようになっていたりする(つまり前輪なしでも走れるし方向転換できるということだ)。
本来は山岳/空挺部隊用の装備だったが、空輸可能で小型軽量で路外性能が優れていて、とかなり使いでがあったので、道路事情の悪い東部戦線では輸送・連絡・牽引(航空機とか砲とか)などに幅広く使用された。
模型界的には、違うプラモデルのおまけに入っていることも多し。