レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「サロメ」(2013)です。 映画は、あのオスカー・ワイルドが書いた有名な戯曲を現代風舞台劇にして、それを映画にしたスタイルで、アル・パチーノが脚本、監督、ユダヤ王エロドを演じジェシカ・チャスティンがサロメを演じて、有名な"七つのヴェールの踊り"を踊ります。 更に、ヘロディアス王妃をロクサンヌ・ハート(「ハイランダー」が有名)が演じます。舞台劇を映画にしたスタイルなので一般の観客にとって馴染み難く、日本未公開になったものと思います。 映画そのものはなかなか良く、パチーノが手堅く纏めています。私は楽しめましたが、それ…