石炭火力発電所においては、微紛砕した石炭をボイラ内で燃焼させ、そのエネルギーを電気に変えている。
この燃焼により発生する灰の粒子。
全国の発生量は平成19年度末には約1,000万トンに達するものと予測される。
循環型社会の推進を目指した資源として有効活用が期待される。
セメントにフライアッシュを混合すると、モルタルまたはコンクリートの各種の性質が改善される。
主な用途としては、ダム、道路、橋梁、港湾、上下水道、一般土木工事、建築基礎、生コンクリート、コンクリート製品等。
火力発電所で石炭を燃やすと、副産物として「フライアッシュ(石炭灰の1種)」が発生する。
ヒ素、水銀、鉛などの重金属や毒素を含んでおり、先進国では最も処理に困る廃棄物の一つ。