主にインターネットなどを介して不特定多数の人間が集まり、特定の行動を行ってすぐに解散するイベント、行為。flash mob。
2003年にビル・ワジクがニューヨーク始めたのがきっかけとされる。チャーリー・トッドが代表を務める集団「Improv Everywhere」が近しいイベントを多く開催しているが、本人たちは「フラッシュモブではない」と表明している。そのサプライズ性や映像の面白さが世界各地で注目され、現在では個人のプロポーズから企業PRまで幅広く利用されている。
日本ではこれより以前から、2ちゃんねるにて「ジョジョ立ちオフ」「マトリックスオフ」「湘南ゴミ拾いオフ」「吉野家祭り」など、フラッシュモブ的なイベントが行われていたとされる*1。
TwitterやFacebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスが普及の一因であると考えられる。ほとんどの場合歌や踊りなどのパフォーマンスやプロモーションなどに用いられることが多いが、2014年5月にはタイの軍政に対して、通りすがりを装い突如集まり政治的な主張をするなど、デモのような形でも用いられたとされる*2。