Bridget Jones's Diary
※()内はDVD吹き替え版の声優
32歳の独身OLが、セクハラ上司と関係を持ったりしながらも、最後は理想の相手と結ばれるまでを描くコメディ映画。ブリジット役のレニー・ゼルウィガーの体重増量役作りも話題になった。最低男を嬉々として演じるヒュー・グラントも笑える。
ヘレン・フィールディングの同名ベストセラー小説の映画化だが、そもそもこの小説には元ネタがある。BBCで放送されて爆発的人気を得た、ジェーン・オースティン原作のミニシリーズ『高慢と偏見』(1995年)がそれだ。このドラマに入れ込んだフィールディングは、プロットを拝借して現代を舞台にしたドタバタ劇にした。そして映画化されることとなったときに、フィールディングは原作者の特権とばかりに、弁護士マーク・ダーシー役にコリン・ファースを指名したのだ。もちろんダーシーとは、『高慢と偏見』でヒロインと最後に結ばれるミスター・ダーシーのことで、ファースはこの役で大人気となったのである。
『ノッティングヒルの恋人』や『アバウト・ア・ボーイ』のワーキングタイトル製作。
*1:Rated R for language and some strong sexuality.
イギリスの独身女性ブリジット・ジョーンズの日記、という形式をとった小説。