トランスフォーマーシリーズに登場する、トランスフォーマーの創造神。
最初の登場はアメリカのマーヴルコミック版59号。
元々はアストラル界の住人であり、プライマスは光の戦士、ユニクロンは闇の神であった。戦いの果て、プライマスはユニクロンを小惑星に封じ込める事に成功した。しかし、プライマスもまた惑星に封じられてしまう。プライマスはいずれ復活するであろうユニクロンに対抗する為、自らを惑星(セイバートロン)となりトランスフォーマーを生み出したのである。
TFの世界では邪神ユニクロンに敵対する善神でトランスフォーマー達の創造主であり本質的にはサイバトロン、デストロン両方の神である。
マーヴルコミック版と設定が異なるアニメ版には初代『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』セカンドシーズンからベクターシグマというTFにおける神が設定されており、更に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』からは、クインテッサ星人がトランスフォーマーの創造主という設定がなされ、プライマスという設定は日米共に存在しなかったが*1、『トランスフォーマースーパーリンク』以降はアニメ版にも、サイバトロン側の善神として登場。
『トランスフォーマースーパーリンク』では、エネルゴンのパワーが集約された、太陽のようなエネルギーの塊という形態であった。
『トランスフォーマーギャラクシーフォース』では、セイバートロン星そのものをボディとして変形する、超巨大トランスフォーマーの形態で登場。
声優は、『スーパーリンク』『ギャラクシーフォース』ともに、初代コンボイの声も担当した玄田哲章氏。
*1:ビーストウォーズ・ユニバースによるとCGアニメ版『ビーストウォーズ』は既存のアニメシリーズをフォーマットとしつつもマーヴルコミック版の設定も反映した故にプライマスの裏設定もあるとの事