茨城県の常陽銀行と栃木県の足利銀行の持ち株会社である足利ホールディングスが経営統合した地銀グループで足利ホールディングスがめぶきフィナンシャルに名称変更し常陽銀行が傘下に入る形式になっていますが会計上は常陽銀行が取得企業、足利ホールディングスが被取得企業の逆取得です。 元々足利銀行はバブル期の過剰融資により1兆円規模の不良債権を抱え粉飾をやった挙句に経営破綻し公的資金注入により一時国有化された後、野村HDが引き継いで経営再建を行い2013年に再上場させたものの規模拡大で生き残りを図りたい、一時国有化後の足利銀行の再建にも名乗りを上げた常陽銀行が2016年10月に経営統合でめぶきフィナンシャルグ…