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二匹目のドジョウ

(一般)
にひきめのどじょう

ことわざ「柳の下の二匹目のドジョウを狙う」から来た慣用句。


昨今では、成功者の後釜を狙って作られるものや、既成のものに似せて作られたものとして、「(質はともかく)よく釣れそうなもの」という意味で使われることが多い。
例)「はてなはグーグルの二匹目のドジョウを狙っている」


しかし元来の意味を考えると、特に他者に対してこの言葉を使うときは注意するべきと思われる。


もともと「柳の下の二匹目のドジョウを狙う」とは「柳の下にいつもドジョウはいない」から来ており、同義である。
ある人が、たまたま柳の下でドジョウを獲ったところまぐれで大当たりしたため、それから「柳の下に必ずドジョウがいる」と思い込むようになった。その後、必ず柳の下でドジョウを獲るようになり、それを見た人が「柳の下にいつもドジョウはいない」と言って彼を笑った、と言った話から来ている。
従って、二匹目のドジョウとは「(当人は大当たりすると思っているが)実際は釣れそうにもないもの」という意味である。


従って、例えば間違っても兄と同じ学校を受験する妹に対して「二匹目のドジョウだね」などと言ってはいけないと思う。二重三重に危険である。

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